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落日と光明のフィナーレ(幻水紡時 ザヴィドとゼフォン)

登場人物:ゼフォン ザヴィド

CP傾向:ザヴィド×ゼフォン

制作時期:2012年5月


『眠り人と世話人のカプリチオ』の続き物。
やっぱりgdgd会話、in決戦前夜。
やっとイチャラブしはじめましたが、暗めのシリアスに……。







 それは、星の綺麗な夜だった。


 明日、森羅宮へ行く。そう決まったのは少し前の事。
事前に用意周到な軍師により下準備されていたとは言え、砦は少しのあいだ賑やかになった。
更にここ数日は、夕飯にもとっておきの食材がふんだんに使われて豪勢なものになり、気分も自然と高揚していく。
武器を研ぐ者、鎧を整える者、指輪を磨く者、様々な人が、様々に過ごした。

 その中の一人であるゼフォンは、さして用意するものもなく、早い時間に支度を全て終えると、やることもないので、いつもの部屋に顔を出す。
覗けば部屋の主はいなかったので、黙って侵入することにした。
気がつけば、すっかりこの部屋に馴染んでしまっている自分に苦笑する。
ずっと独りで生きてきたから、独りは怖くなどないはずなのに、一度温もりを知ると、自然とこちらに足が向いているのだ。
 少しばかり見慣れた窓から、これまた少しばかり見慣れた空を見上げる。
目に映るのは夕暮れ時の星々。

 星は宿星とは違う。と、理解していても、ゼフォンはつい星を目で追ってしまっていた。
ずっと天魁の星を待っていた時に、焦がれるように星を見上げていた癖が、今でも抜けていないのだ。
そうして、少しだけ過去を思い返す。
 天魁星と共に過ごした時間は、彼にとっては一瞬の出来事だが、思い出せば濃密な時間でもあった。
長年溜まっていたものが、この数ヶ月で一気に流れ、姿を変えた。正に激動だった。
 だが同時に、彼にとって休息の時だった。
どれほど傷つこうと、苦労しようと、命を削ろうと、気を許せる者の傍に在れるという事は、自身にとって安らぎであり、幸福だったのだ。そのあまりにも短い夢の時間が、その日常が、とうとう終わる。夢が覚める。
 もしかすると、『最後の夜』になるかもしれないと、人々は少しばかりの恐怖と、広がる希望に胸を鳴らせながら、思い思いの一夜を過ごす事だろう。きっと特別な夜になる。時代が変わる、最後の夜に。

 そして今、己は、どうするのか。
長い長い時間の中の、最後の夜。
他の者に未来はあっても、自分にはない。
文字通りの、最後の夜。

 そう、僕は、キミと居ることに、決めたんだ。

 背後で部屋の扉が開く音がする。
灯りのなかった薄闇の部屋に、眩しい光が差し込まれる。
それと同時に、ゼフォンは部屋の主に振り返り、笑った。

「おかえりなさい、お兄さん」

「全く、この部屋は今やお前の部屋も同然だな」

彼は邪険そうに呟くが、今はもう怖くとも何ともなかった。
その言葉の中に、さして険が含まれていないということを知ったからだ。

「だったら嬉しいね。乗っ取り成功!ってことで」

部屋の主の彼――ザヴィドは、おどけるゼフォンに軽くため息をつくと、明日には空になってしまう占領地を奪い返すように、ベッドの上に布袋を落とし、その隣に腰掛けた。

「好きにしろ」

それだけ言うと、袋の中身をベッドに広げて物色を始める。中身は色とりどりの呪石だ。
洗練された良い出来の呪石を明日に持っていく為、選別をするのだろう。一つ手にとって念入りにチェックを始める。
ゼフォンは返された言葉に気を良くして、腰掛けたザヴィドと背中合わせに座った。

「おい、邪魔するな」

「はーい」

 邪魔するつもりは毛頭なくて、隣で体温を感じていたいだけだった。
湯につかって来たのだろう、背中の熱は高い。
しかし、素直に引き下がったのが意外だったのか、変に気を回したのか、ザヴィドが

「話くらいなら付き合ってやる」

なんて事を珍しく言うものだから、つい吹き出してしまった。明日が雨になってしまうじゃないか。

「ありがと、お兄さん」

 さて、最後の夜に、君と何を話そうか……。
話したいことが、本当はもっと沢山あった。
実際に話たくなったのはここ最近で、相手を知りたいと思ったのも、ここ最近。
元より言葉数の少ない彼なので、きっと今も知らない事の方が多い。少し歩み寄るのが遅かった。
しかし、話ができる時間は、もうそれほど残されていない。君と話しておきたいこと。何だろうか。
背を借りて、星を見ながらぽつりと問いかける。

「ねぇ、お兄さん。明日……いや、明後日になるかもしれないけど、この戦いが終わったら、どうするの?」

カラコロ、と呪石を選別する音だけを残して、少し沈黙が続いた。

「どうもしない。……まだ考えていない、が正しいな」

返されたのは、感情の籠もらない声。直感でゼフォンは嘘だと思った。
悔恨を心に残して、自らを罰して止まない彼は、きっと自分を戒め続ける道を選ぶはずだ。
天魁星の彼の元には、きっと戻らないだろう。
ここは余りにも優しくては、眩しくて、許されすぎて、それが心を焼いてしまうだろうから。

「そっか。……ボクね。前にお兄さんに、悔やむのはいいけど、だからと言って孤独を選んだり、わざと不幸せになる必要はないって言ったよね」

例え、重い罪を犯した者が、罰を受けるのは必然だとしても。光がないのは、あまりにも無情すぎる。
人として生まれた意味。理由。そして生きる道。
それらを後悔だらけにして生きるのであれば、いっそそれをバネにして強く生きて欲しかった。

「僕は、お兄さんの幸せを祈っていてあげる。見守っていてあげるよ」

「何故、俺なんだ?」

まっとうな質問だ。
まだ会って間もない、しかも不仲だった相手の、幸せを祈るだなんて。
けれど、答えは決まっていたから、迷わずに答える。

「お兄さんが、僕の希望だから」

「……まさか」

音が消える。手が止まった気配がした。

「言ったでしょ?僕には無くしてしまった友達が居るって。
彼もね、取り返しのつかない事をしてしまった。きっと許されないだろうね。
でも、止めることができなかった僕も悪いんだ」

ずっとずっと悩んで引きずって来た遠い友の存在、後悔の理由と、自分がここに在る理由。
そして、目の前の彼に惹かれた理由。偶然でも運命でもなかった。
繋がれた線は、見えていたのだ。

「けどね。君が許されるのであれば、彼も……って、思うんだよ」

それは微かな希望だった。
消えない罪でもがき続けている、無くした友達と、自分と、そしてこの彼、三人の。

「だからね。幸せになって。
君さえ自分を許せば、誰にも咎められない世界が来るよ。
法も神も存在しない、自由の新天地が」

本当にその世界に解き放たれたかったのは、彼や僕だけど。
おそらくもう、あの白鳥の飛ぶ青い空は拝めない。
だから、希望を君に。そう願った。
 どうやら作業は終わったらしい。
選りすぐりの良質な呪石を種類ごとに分け、小袋に詰め替えて口を結んで紐を通し終えたザヴィドは、それらをベルトに丁寧に括り付ける。その合間に、簡潔に一言だけ返って来た。

「考えておく」

その、たった一言だけ漏れた言葉に、ゼフォンは胸が熱くなって、思わず目を伏せた。

「ちゃんと、考えてね。約束だよ」

「……おう」

 今はそれでいい。疑問を持ち、考える事は良いことだ。
一つの観念に捕らわれず、様々な思念を取り込み、吟味して消化する。それは、可能性が広がることを意味する。それを約束してくれただけでも、甲斐はあったと言うものだ。
 用意が終わったらしく、装備の点検を終わらせると、ザヴィドは再びベッドに戻って来た。
寝るには少し早い時間だが、もう横になるらしく、灯りを吹き消す。
部屋を照らしていた光が消えると、窓から入る月明かりと星たちが、一層強く輝いて見えた。

「寝るぞ?」

ここ最近の彼は、刺が丸くなったように思う。
もしかしたら、勢いに押されて諦めただけなのかもしれないが、少なくとも嫌な顔は少なくなった。
相変わらず小言は言うし、些細な討論は絶えないし、扱いも割とぞんざいなのだが……。
それでもこの人物の傍は、思っていたよりもずっと暖かくて、更に何も聞かずに隣に置いてくれるというのは居心地が良かった。きっと生きるのがとても不器用だから、他人には見えにくいだけなのだ。

「待って。……もう少しだけ、話していいかな?」

まだ伝えきれていない、心がある。
言うには少しばかり勇気が必要で、普段の自分ならば絶対に言えない言葉だった。
でも、今日は少しだけ素直になろうと心に決めた。
ザヴィドは首を縦に振るでもなく、だが横になるのは止めたようだ。
静かに息を吐き出して、もう一度吸う。

「最後の夜にはね。君の隣に居たかったんだ」

この不老の体と引き換えに、人と歩むことができなくなった呪いを連れて生きてきた。
そんな自分が、誰かの傍に在りたいと願ったという事。
それが、彼だという事を伝えておきたかった。
頑張って決心して紡いだ言葉だというのに、当のザヴィドは顔を背けて呟く。

「いつも勝手に来るだろうが、最近は咎めたりもしてないはずだぞ」

居心地が悪いのか、わざわざ座り直しながら、ザヴィドは手持ち無沙汰に腕を組む。
本来、何もしないでいるという事が不得手なのに、わざわざ自分の為に何もしない時間を取ってくれているのだから、嫌ではないのだろう。
こちらを見ていないのを良い事に、彼の肩口に、コツンと頭をぶつけた。

「許しが欲しかったんだよ。察してよ」

本当に彼は、いつも少し言葉が足りない。それは今日に限らない話で、今日もやっぱり足りない。
けれど言葉が足りないだけだと気づいているのと、知らないのでは大きく印象が違う。

「できるか、馬鹿。察してほしいなら口で言え。でないと俺には分からん」

それに自分が気づいた時点で、きっと彼の負けなのだ。
優しい人だと、気づかれなければ、こうやって懐かれる事もなかっただろうに。

「ちぇ……。 じゃあ、手を握ってよ」

「は?」

いきなりのわがままも、今なら聞いて貰えると思ったからだった。
特別な夜に少しだけ感謝する。

「いいから」

横に手を投げ出すと、戸惑いながらも無言で手を重ねてくれた。
ほらね、やっぱり優しい。
自分よりずっと暖かい手を愛おしくて、指を絡ませた。

「これでいいのか?」

「うん」

その手を掬い、祈りをこめるように口付けて、自分の頬にあてる。そして命を込めるように、静かに熱を通わせる。
遥か昔に、同じような事をした時は、その手の冷たさを温めようと躍起になったものだ。
突拍子のない行動に驚いたのか、ザヴィドは一寸身を固くする。

「おい」

「これが、生きてる暖かさだよ。……なんて」

忘れないでいて。きっと罪の意識に長く悩むであろう彼は、人の肌の暖かさを忘れてしまうだろうから。
忘れないでいて。人の生きる暖かさを、今のうちに刻み込みたい。……そう強く強く念じた。
だが、ふと気がつけば、目の前に彼の顔があった。
先ほどまで引いていたのに、いきなりの事で、次はこちらが驚いた。彼から近づいて来た事なんて、恐らくこれが初めてだ。
髪色と同じ、燃えるような赤の睫毛を唖然と見ていると、その次の瞬間、唇に生暖かい何かがあたっていた。

「!??」

そのまま急に視界が反転して、背中に柔らかい衝撃が走る。
目の前には、額に眉を寄せている険しい顔をした彼と、暗い天井。

「あれ?……お兄さん?」

「なんて顔をしている」

「え?」

「まるで、明日がないような顔だ」

そんなはずはない。
バレるはずがない。
明日の目的は、彼にも言ったことがないのに。
それに、それに……彼は僕の事なんて……。

「お兄さんこそ、いきなり何なの?」

真っ直ぐ射抜き上げる碧に、ザヴィドは無言のまま、もう一度口付けを落とす。
今度は長くて、深いキスだった。
背中にぞくりと劣情が走り、咄嗟にゼフォンは身構えた。

「っ!……ちょ、ちょっと待って!?お兄さん。やだ、困るよ」

ここまで来て、急に焦りが出た。想定は全くしていない事態だった。
好きになった相手だから、ずっと傍に居たいとも思うし、相手が繋がりを求めるならば、最初は応じるつもりだった。
ぼんやりと誘ったことすらある。
なのに、怖い。
ただ単純に怖かった。

「おい、前にお前が煽ったんだぞ。据え膳だの何だのと言っていた癖に、この期に及んで拒むと言うのか」

「だ……だって。……怖いんだもの」

何かと被って見えてしまう。
それは古すぎて、もうとっくに消えたと思っている記憶だった。
 昔、幼い容姿の自分すら、色欲の目で見てきた者たちがいた。
男か女か、年齢すらも忘れてしまったけれど、迫られた時の恐怖は、まだ幼かった自分に強烈な恐怖を残した。その後は、怖くなって可能な限り人里から離れ、転々として暮らした。
もとより、子孫を残すだなんて考えもしなかったから、人肌に無縁で……知識はすべて書物や噂などによるものばかりだ。
だから、忘れていた?
封じ込めてあった昔の記憶が、今になって開くだなんて、まさか……。

「昔に見た、怖い人たちみたいだ」

だが、肩を押さえる力が、怖い。上に人が居るだけで、怖い。
あの時感じた恐怖は、今も消えず、体が萎縮してしまっていた。
目を頑く瞑る睫毛が、小さく震える。

「……。悪かった」

言葉とともに、重さが消えた。その後に、隣に転がる音が聞こえる。

「え?」

ザヴィドは、心当たりがあった。否、実際に見たことがあった。
制圧した街の住民や、敵の兵士に暴行を働く者は、いつも絶えなかったからだ。
あの者達と、同じになりたくはない。ましてや、思いを通わす事ができた相手に働ける無体ではなかった。
ただ、あの一瞬、とても触れたいと思ったことは確かだったのだ。
何もされないのだと理解したゼフォンは、隣で体を起こすと、申し訳なさそうに呟く。

「あのね。お兄さん。ごめんね」

「いい。無理矢理する気はない」

「うん。ありがとう。ごめんなさい」

ゼフォンが、ザヴィドの手を探って、再び繋ぐ。
触れたいと、思っただけで
触れたいと、思ってくれただけで
二人は互いに、満たされていたのかもしれない。

「ねぇ、聞いていいかな?」

「何だ?」

「僕でその気になれるの?」

世の中は、なかなか上手くいかないように、できている。
長い長い生の中で、そんな事はとっくに理解していた。
好きじゃない相手に好かれる事だってあれば、好きな相手に必ずしも好いてもらえるわけではないのだ。
時間の止まった幼き身体というのは、そういう意味でもコンプレックスだった。
子供を作る気も、好きな人を作る気も、全くなかったけれど。
人の感情はそれ以上に上手くいかないようにできているのだ。
 繋いだ手が、少しだけ握り返される。
しかし、それをゼフォンはもう怖いとは思わなかった。

「………、なれる。」

「そっか」

「言っておくが、お前の見目だけで言ってないからな」

間違ってもらっては困る、というようにザヴィドが言い繕う。
その言い訳が今更で、おかしくて少し笑ってしまった。

「知ってるよ。だって、お兄さんは前にボクに興味ないってハッキリ言ってたでしょ」

「そうだったか?」

「覚えてないの? 比較的最近なのに」

「ああ」

「だから、こういう事にならないって、高をくくってたんだけどなぁ」

「珍しく的が外れたな」

「そうだね。びっくりしたよ。」

心がついていかなくて、拒んでしまったけれど。正直に言えば、嬉しかった。
こんな子供の体で、誰かと好き合うなんて、出来るわけがないと本当に思っていた。
人と触れあうことが出来ないのも、きっと呪いなのだと諦めていた。
それを、彼は『自分』だからこそなのだと言う。

「ねぇ、ザヴィド。」

珍しく、名を呼んだ。
そんな気分だったのだ。

「何だ」

「次はね、ちゃんと僕も心を決めておくから」

「は?」

「ボクをキミにあげるって話」

次はないけれど、せめてこの心だけは。彼にあげたい。

「……ふ、ふん」

黙っていたと思ったら、どうやら照れてくれているらしい。
それも嬉しくて、気分が良くなった。

「だから、明日は勝とうね」

「当然だ」

「絶対に勝とうね!」

腕に抱きつくと、先ほどの勢いは何処へすっ飛んで行ってしまったのか、ザヴィドが慌て出す。

「もう寝ろ!このままでは明日に差し支えるぞ!」

妙に焦っている姿が可愛いと思ってしまうのだが、しかし確かにこのまま戯れて明日に響くのも宜しくない。と、思っていたら毛布に包まれて、視界が布団の海になった。

「はいはい。おやすみお兄さん」

「まったく」

布越しの彼の腕の中は暖かくて、心地よくて、優しくて、何故か涙が出そうだった。
最後に、彼はなんて幸せをくれるのだろう。

ごめんね、お兄さん。嘘をついて。
本当は、僕に明後日はないんだよ。

でも、ありがとう。
僕が再び、人を好きになれたのは、きっと彼と君のおかげだね。


 長い長い時間を、ゼフォンは生きてきた。
古い友人が、人を見て絶望した気持ちだって、分かる。
人は愚かで、傲慢で、欲を求めたり、信じるものや仲間を守るためなら、平気で非道に成り下がれる。
森羅宮でさえ、そうなのだ。
だが、ゼフォンは心のどこかで信じていた。
自らが非道の対象にされて、怯えた時すらあったのに。

人はそれだけじゃないんだよ。
理性もある。優しさも、温もりも、慈しむ心も。
例え、一度は道を外れても、きっとやり直せる。

それを示したのが、ザヴィドだった。
不器用で、無愛想で、過去には盲目的に非道も侵した。
けれど、彼の優しい心はちゃんと育って、過去を悔やんだ。

間違っても、いいんだよ。
またやり直せるんだよ。レネフェリアス。
だから、君を止めにいく。
君を忘れて、君を捨てて、君を孤独にさせたのは、僕の罪だから、君への罰は僕も一緒に受けるよ。
その時に、この命は最期の光を放ってしまうから、お兄さんとの約束は守れないけれど……。
彼がくれた希望で、僕は怖れずに歩けるのだから。




届かない『ありがとう』を、君に。











続きモノっぽいザヴィゼフォ話もこれで四作目になりました。
付き合ってくださっている皆様、いつもありがとうございます。

今回は糖度高めで、やっと世間一般でいう『カップリング』レベルになれた気がします。
が、書いてるときにザヴィドが優しすぎてしっくり来なくて。
根が優しい人だという幻想は抱いている私ですが、甘い感じがどうも苦手で……書きながら何度も唸りました。
ゼフォンちゃんもゼフォンちゃんで、持ち前の小憎らしさとか強気なところがすっ飛んでいってしまって……あれ?いつもと雰囲気違うよ!?
さぁ、どうしたものか!みたいな不安が常にありました。

しかし、この続く話の中で、このあたりが避けて通れない所でして
二人の心の内を考えて表したかったんですけど、ギャップがあって……難しいですね。
もっと上手く、かつ読みやすく書き表せられたらいいんですけど^^;

Twitterでお世話になっているフォロワさんには「うぎぎ上手く書けない!気に入らない!」の連日連発で本当に迷惑だったと思います。
書いてるときはゴチャゴチャ煩いのですが、それに見合うだけの話を書けるように、もう暫く頑張ります。

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