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同題SS紡時まとめログ (幻水紡時 その他)

CP傾向:
レギウス×ギジェリガー
レギウス×紡主
デューカス×ミュラ
マキア×レネフェリアス
トルワド×ロルフ    など

制作時期:2012年4~5月

Twitterで参加していた『同題SS紡時』のログまとめです。
140字なので、色々句読点が足りなかったりします。
その他は、実は好きだったり、リクエストを頂いて書いた系の詰め合わせです。
1つしかなかったりもありますが、かなり雑多な感じで……すみません。





<レギジェ/夢>
「貴方は自分の夢を追いかけていいのですよ?」
図鑑を読んでいたところ、そう師に言われた。
明日、この宝物を捨てて、僕達は外へ旅立つのだ。
「いいえ、僕の夢は先生と一緒に、先生の夢を追いかけることですから」
一番の宝物は、先生、あなたの心なのです。 



<レギ主/指先>
「申し訳ありませんが一緒に行くことはできません、やり残した事があるので」
返事は想定していた。寂しいけれど、僕はやりたい事を追いかける君が好きなのだ。
「ですが、忘れないで下さい。私はずっと貴方の友です」
指先が同じ方向を向かなくても君と僕は繋がっている



<団長と軍師/酔う>
「酒は好みません。思考が霞んでしまうのが嫌ですので」
デューカスに誘われた時に、そうやって断っている姿を見た。
残念、いつか一緒に飲んでみたかったのに。
僕が飲めるようになった時、誘ったら駄目かなぁ?



<レギジェ+主/嫉妬>
「レギウスは嫉妬しないの?」
「何故ですか?」
「だって最近、僕がずっとギジェリガーに付きっきりだから」
「ふむ。しませんね。貴方が私の大切な主で、あの者が私の大切な弟子であることに変わりはありませんので」
「そういう言い方、ずるいなぁ」



<トルロル/嫉妬>
それは素朴で幸福に包まれたハレの日だった。親友の姿を見たら、誇らしい気持ちと寂しい気持ちがないまぜになってしまって、潤む目を瞑る。
「悔しいなぁ、嫉妬はしないつもりだったのに」
家庭を持っても、僕の親友には変わりないって、後で言わせてやる。



<デュミュラ/影>
「ちょっと、前歩けよ」
ぐいぐいと背中を押されて、よろめきながら前へ出た。
「何、どうした、敵か?」
「違う」
周囲は何もいないし、気持ちのいい晴天で暑いくらいだ。
「お前の影が一番大きいんだ」
「おいおい」
どうやら日除け代わりだったらしい。まぁ、いいか。



<呪術師組/影>
「呪術師は、影が濃いと呑まれてしまうぞ」
近づいて来て何を言うかと思えばそんなこと。
「問題ない」
言い終わる前に、暖かいものが手に触れた。
「我々は仲間を大切にするのだ。寂しくなったら、いつでも撫でさせてやるぞ!」
「……お、覚えておく」
少しだけ和んだ。



<ジャグ&ザヴィ/晴れ>
「この世はな、晴れていればいいってもんじゃねぇ。俺の住んでた所だとな、恵みの雨っつーて、雨の方が嬉しかったもんだ」
「何故、その話を俺に?」
「んぁ?晴れ空が眩しくて仕方ねぇって顔してたからだな」
「そうか」
分からん奴だ。



<デュミュラ/約束>
「野菜!」
「いや肉だ」
「団長さんこれ何の諍い?」
「何か約束してた献立が違うとかで」
「うわぁ、くだらない」
「ゼフォン…」
「あー、俺も肉派かな」
「こんの馬鹿弟!お前なんかこのオヤジと結婚してしまえ!」
「げっ、何でそうなんの!?」
「おいおいマジ勘弁」



<マキレネ/尽す>
「陛下、有難うございました」
「余計だったかな?」
「いえ、感謝の言葉もございません」
同じ流派の少年と初めて手合わせした。
この剣は御身を守るものなれど、優しいこの方は私の気持ちを汲んで下さったのだ。
この想いに報えるよう燃え尽きるまで貴方の剣でありたい



<デュミュラ/視線>
まただ…慌てて視線を逸らす。
気になってるとかじゃない、見てるとイライラするし、オヤジだし。
だが声が聞こえて思わず振り向く。やば、視線が合った。
「なぁ最近俺の事やたら睨んでないか?」
「うううるさい!視界の先にお前がいるだけだ、気にするな!」 
アウト


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