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始まりの夜(向日×忍足)

登場人物:忍足 向日

CP傾向:向日×忍足

制作時期:2007年5月


濡れ場とかはありませんが、一応ERO話になるので
具体的な話がダメな方はお気をつけ下さい。
短いですが上か下かのオハナシです……。

※ この作品は古い作品なため文章が稚拙です。
 本来なら削除したいのですがマイナーなので残してあります。
 それでもいいよ!という方のみお読み下さい。













 岳人と両思いになったんが一週間前。
ダブルスを解散した次の日に、いきなり岳人に告白にされて
めっちゃびっくりしたんは、今は懐かしい思い出や

一週間前やけど……

 そこから、俺と岳人はものすごいスピードで「恋人」らしいことをやってきた。
一週間前は手を繋いで帰って、別れ際に触れるようなキスを
五日前の日曜日は一緒に映画を見に行って、一緒にご飯食べて、家の前でフレンチキス。
すごい、幸せやった。

でも、俺らは中学生や
中学生てゆうたら、カラダの事に興味が出てくる……お年頃なんや
俺だって、いうたら小学生の終わりくらいから女の子とか気になってたし
しょうがないと思うけど

でも俺らは男同士やから……その、カラダ合わせよう思たら結構、大変やねんで?
俺も知識しかないし、やってことないからまだわからへんやけど

だから、岳人のセリフに俺はごっつう困ったんや。












「侑士、ヤりたい」


いくら男同士やからって、もうそれはそれは直球で
もうちょっと恥じらいってモン、持とうや……岳人。
でも岳人の目はすごい真剣やったし……俺も直球でいこう思た。

「あかん」

「何でだよ!男同士でもヤれるんだぜ!?なぁ、侑士」

「知ってる、でもあかんのや」

膨れる岳人に、きっぱり告げる。
だって、しゃぁないやん?
俺に岳人は抱けへんもん。

「理由、言え。でなきゃ俺、納得できねぇ」

「だって、岳人と俺やったら体格差があるし、岳人がつらいやん?」

それは、俺は嫌やねん。
岳人が少しでも辛そうなのは見とうないし、俺はやったことがないから上手くできるかもわからへん。
でも絶対最初は痛くなってしまうと思う。
そら、岳人に触れたいって気持ちは確かにあるねんけど、
今の関係やって、片思いでずっと気持ちを忘れようとしてた時に比べれば幸せすぎて、これ以上は高望みや思うくらい嬉しいし
だから、今は無理したくないねん。

「侑士、お前、自分が上だと思ってんのか?」

「え……ちゃうのん?」

「うん、お前下。だから俺に任せとけばいいんだっての」

自信満々に笑ってる岳人が無駄に眩しい。
あー、それは予想外の答えやったわ……岳人と俺やったら体格上俺が上やとずっと思ってたからな。

「岳人は、上がええの?」

「もち」

でもそれも困るわ、俺全然心の準備できてへんし……せやけど岳人はヤる気まんまんで俺に体重かけてきてる。
好きやし、触れたいとおもうし、断る理由もあらへんねんけどどうしよ。

「なぁ、侑士。ヤっていいだろ?俺が上なら、侑士の悩みはぜんぜん関係ねぇし」

首筋をぺろりと舐められて、そのまま耳元で喋る岳人は猫みたいやと思った。
……そんな風に迫られたら、断れへんやん?

「しゃぁないなぁ……」

溜息ついて、岳人の背に手を回す。

「っじゃあ!!!」

岳人は嬉しそうに顔を上げて笑ってた。
中学生やもんな、好きなモン同士やもんな、しゃぁないよな……

「そんかわり、岳人。優しゅうしてや?」

「おーけー!任せろっての」

力強く押し倒してくる岳人もかっこいいなぁ、とか惚気ながら俺らの初夜は始まった。










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まだ裏じゃないよな?な?www
裏一歩手前の中学生の恋人らしくヤりたがる岳人のお話でした。

初期設定ではもちょっと違った話になるつもりでしたが
まぁ、書きたいところはかけたのでいいかなぁ、と。

うちの侑士は岳人大好きなので、あえて上をやらしてあげてます。
岳人が上がいいっていうなら、あえて出張ることもないかなーと
自分はどっちでもいいし、と思ってる子です。
一方岳人は攻側を譲るつもりは待ったくないようです。

誰か濡れ場書いてくれないかなぁ(*´へ`*)

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