【登場する人】
太上老君、申公豹
【CP】
申老
【備考】
『師と弟子』シリーズの特に何が起きるわけでもない、いつもの申老。
イチャイチャしてるとかでもなく、よくわからない話(よくある)
でも申老と言い張る。
「君の雷光鞭を少し借りたいのだけれど、いいかな」
ある日のこと、彼に面と向かってこういわれた。真っ直ぐに射抜いてくる黄金の瞳は、本当に彼なのかと疑うくらい真面目で、考えもせず頷いていた。
それはいつもの陽気に包まれながら、楽しい事を探してふらふらしていた時の事だった。
この時期、日中に日向を飛ぶには少し暑い。なので彼は木陰で黒点虎と共に休みながら小休止をすることにしたのだが、ふと強烈な眠気に襲われて目を瞑った。
先程まで全く眠気を感じなかったのに突然の睡魔だ。何者かが術をかけている霊気を感じ取ったので跳ね除ける事もできたが、彼はあえてその眠気を受け入れる。
ズバリ、暇だからだ。何か面白い事が起こればいいのに、と思う。そうして彼は夢の中へと落ちていった。
ふと気づくと、そこは空に浮かぶ岩の上だった。地上は見えず、白い雲しか見えない。見上げれば青い空が何処までに広がっている。
「やあ」
そこで待っていたのは珍しく、起きて宙に浮いている師であった。黄金の瞳をしっかり見開き、輝かせている姿を見ることは女媧との戦いが終わった後でも珍しい。
「私を呼び出すなんて珍しいこともあるものですね」
正直に言うと嬉しい。基本的に反応が薄い上に他人に興味がない、太上老君からのモーションなのだ。
「少し、思い当たることがあってね。……近々、君の都合のいい時でいいから、うちに来て」
「ほう?」
やっと想いに応えてくれるのだろうか……などと甘い考えはしない事にする。だが、彼から来訪していいと言われたのはこれが初めてだ。
「わかりました。では明日にでもお邪魔させていただきますよ」
「うん、待ってる」
それだけいうと、太上老君は黄金の瞳を閉じ、そのまま雲となって宙に消えた。
それを確認したと同時に申公豹も目を覚ます。真仙と言われる彼は、他の仙人達は忘れてしまった古の仙術もたやすく使いこなす。長い間、眠りについていた彼は、やはり睡眠や夢といった分野に秀でているのだろう。
一瞬の逢瀬だったが、それでも申公豹は気分良く起床した。黒点虎が若干気味悪がる程に。
翌日、例の森の外に黒点虎を置いたまま、実際に彼の庵まで尋ねると、そこには珍しく起きたまま出迎える老子がいた。いや、この家に来てからはこれが初めてかもしれない。
「貴方が起きたまま出迎えるなんて、珍しい事もあるものですね。明日は雨でしょうか」
「私が君を呼んだのだからね、当然だよ。……と言いたいところだけど、君が森に入るまでは寝てた」
「……でしょうね」
寝るのが趣味というのが師だ。特にやることがなければ寝ていて当然だろう。
「でね。今回、呼び立てた用件なんだけど」
「はい、私にできることなら何なりと」
無意識にごくり、と唾を飲み込む。これまで彼が自分を呼びつけてまで何かを願ったことなどあるだろうか。いつだって全て自己完結できてしまう神に近い仙人なのだ。人らしいわがままなど言われたことがない。
「君の雷公鞭を少し借りたいのだけれど、いいかな」
「は? ……雷公鞭をですか?」
「うん」
「何か討ち滅ぼしたいものでもおありなのですか?」
「ううん、そうじゃないよ。それとも、そうじゃないとダメかい?」
「いやいや、貸すのが嫌というわけではないんです。はい、どうぞ」
腰に下げていた雷公鞭を手に取ると、老子へと差し出す。かなり癖のあるスーパー宝貝だが、老子の手に余るという事はおそらくないだろう。
「ありがとう……。ああ、うん。やっぱり……」
「どうかしたんですか?」
雷公鞭を受け取った老子は、慈しむように両手で宝貝を握る。微かに雷光が走ったが、それは彼らを傷つけるものではなかった。
これで同時に二つの宝貝を所持している事になるが、彼は顔色一つ変えず。ふわふわと寝台へと浮かんでいく。普通の仙人なら一歩も歩けないどころか、下手を打てば封神案件だ。
「大丈夫だよ。私に任せて」
「はあ……」
何の事かさっぱりわからないが、暫くの間、雷公鞭を借りておくということだろう。
「君は宝貝がなくとも強い道士だけれど、武器がないのは困るでしょう。この森の中なら安全だろうから、少し休んで行きなさい」
「え、ではこの家の中に居ても?」
「好きにしていていいよ。私は少し眠るから。起きるまで泊まっていって」
何をするかの回答を得ぬまま、老子は寝台まで行くと、いつものようにふわりと傾世元禳に包まれて一瞬で眠ってしまった。いつもと違うのはその両手に大切そうに雷公鞭が抱えられているくらいだ。
ぽつねんと残された申公豹は、武器を置いて出て行く事もできず、立ち尽くした。老子の言いつけ通りに待つべきだろうかと思案するが、手持ち無沙汰なのでとりあえず部屋を見回り掃除なんかしてみた。相変わらずこの庵は殆ど使われておらず、あまり汚れていない。生活感に乏しい庵である。
一体、何のために呼ばれたのだろう。察しはつく、目的は間違いなく自分ではなく雷公鞭だ。
一度眠ったら老子を起こす事は不可能に近い。しかし、暇だ。それに……。
「気になりますね……」
掃除の手を止めて、ふと寝台の方を見やる。そこにはいつもの美しい師が眠っているだけなのだが。
「やっぱり、やっぱり私も行きます!!!」
目的地は勿論、夢の中だ。寧ろそこ以外に行き場はない。
申公豹は外套や帽子を脱いで軽装になると、起きないのを良いことに老子の寝台へと這い上がる。それだけで何かやましい気持ちになるのだが、目的はそうではないと首を振って、隣へ寝転んだ。自分とて最強の道士。そしてかの夢の住人であった師を持つ者だ。自発的に眠るなど造作もない事だ。
そうして彼は、夢の世界へと旅立った。
ふと気がつくと、そこは真っ暗な世界だった。
否、完全な暗闇ではない。所々がどす黒く灰色がかった分厚い雲に覆い尽くされた空、遠くに見える漆黒の山々。街は周囲に見当たらず、森もなく、川もないただの荒野だ。ところどころに草や木が生えているが、林と呼ぶには少なかった。ごろごろと常に空が唸っている。
そんな中、師の姿は直ぐに見つかった。空中で傾世元禳に守られ、右手には雷公鞭が真っ直ぐと空へ掲げられていた。それが激しく帯電しているのがわかる。
一瞬、雷公鞭から稲妻が空へと走る。すると、遥か彼方の山に雷光が落ちた。物凄い爆音と地響きに、本来の使い手である己すら慄く。
かつてこんな出力を出して戦ったのは年百年前だろうか。記憶にない。太公望と戦った時も、女媧と戦った時でさえ、地形をかえないように些かセーブしている。
雷の落ちた山は、想像した通りに地形そのものが変わっていた。一瞬しか見ていないが、大きくえぐられているのはここからでもわかる。強い仙人がスーパー宝貝を持つと言うことはこういう事なのだ。
昔、くれぐれも本気で戦う時は気をつけるように、師に釘を刺されていた事を思い出す。人間が好きなわけでも仙人が好きなわけでもなく、ただ楽しい事が好きな自分には重い足枷であったが、その言いつけだけは何故か破れず、傍観者に徹してきたところもある。
「いやはや、恐ろしいですね……」
夢の中なのに背筋が凍る思いだった。
だが、まだ終わらないようだ。
先程の落雷に続いて、老子がもう一度雷公鞭を空高く掲げる。暗雲立ち込める空が所々で激しく光り、空から手を伸ばしたような稲妻が幾度も大地を抉り。木に落ち瞬時に燃え上がった。
夢の中でもあれに当たればそこそこ痛そうだ。と思わなくもないが、申公豹は無心に雷公鞭を操る太上老君を見ていた。
美しい。ただ美しい。黄金の瞳の中に走る稲妻はどんな宝石より美しかった。ほとばしる雷光は神々しく、纏う傾世元禳はどんな仙女よりも華やかな事だろう。
何より、ここは夢であるが、この威力は紛れもなく太上老君のものだ。普通の仙人なら夢の中ですらあの宝貝は扱えまい。しかもこのような、地形さえ変えてしまうような威力を出せる仙人は限られているだろう。
しかし、突如として目が光に焼かれる。自分に直撃はしなかったが、比較的近い樹木に雷の一つが落ちたのだ。ほぼ同時に凄まじい音が耳をつんざく。
丸焦げになりながら燃え燻り倒れていく木を、申公豹はスローモーションで見ていた。まだ視界が戻っていないが、それでも彼を見ていたいのだ。
「来ては駄目、とは言わなかったけど」
ふいに頭上で声がして顔を上げる。そこには、先程まで遠くで雷公鞭を操っていた太上老君が浮かんでいた。
「ここは少し危ないよ。夢の中だから傷つくことはないけど、雷に打たれたらトラウマくらいにはなるかもしれないし」
「すみません、貴方が何をするのか、どうしても気になって」
「あれ? 私、言わなかったっけ」
老子はけろっとした顔で聞き返す。
「何も言ってませんし聞いてません」
「…………おや」
老子はそのまま申公豹の隣にふわりと降り立つと、雷公鞭を両手で抱えて申公豹に見せた。
「この子ね、長いこと本気で戦う事がなくて、ストレスを溜めてしまっていたんだ」
「なんと」
宝貝に自我があることは珍しくないが、スーパー宝貝は全て、はっきりとした自我を持っている。主張の強さは各々違うが、雷公鞭は申公豹の手に渡ってからとても従順だった。まさかそんな悩みを抱えていたなんて知らなかった。
「でもあの蓬莱の島で、本気を出してしまったら、島ごと落ちかねないだろう」
「そ、そうですね。流石に私も自分の生活の場を失うのは困りますし」
「だから、この夢の世界で本気を出して、ストレス発散をしていたわけだね」
老子が優しく雷公鞭を撫でる。何となくだが宝貝が喜んでいるのは感じ取れた。
「なるほど……。って、私に夢の中で雷公鞭を使ってくるように命じて下さったら良かっただけでは?」
夢の中で使うなら、自分でも良かったように感じて口に出すが、それはあっさりと否定された。
「この世界は一種の仙術で編み出された夢の空間だから、君ではまだ、この威力に耐えうるほどの強度の夢を作れないよ」
「なるほど……」
「この力がもし夢から溢れ出てしまったら……現実のあの森一帯くらいは軽く焼け野原になるだろう。下手したら地形も変わるかもね」
真顔でさらりと恐ろしい事を言う。だが、それをさせないという自負があるからこそ、この手段を選んだのだろう。
「で、では貴方が作った空間で私が雷公鞭を使う。又は貴方と手合わせなどはどうでしょう。敵もいないのでは面白くないのでは?」
「最初は居たよ。特訓くんが数百体。初撃から数発で全て蒸発してしまったけれど」」
「……」
さらりと言うが、何気に恐ろしすぎる発言だ。流石に申公豹も少し引く。自分とて特訓くんを相手にしたことがないわけではないからだ。今でもあまり良い思い出はないが、とりあえず夢の産物とはいえ、初撃で蒸発などできる代物ではない。
「あとね、君の力を借りる事を考えなかったわけではないよ」
「ほう」
自分はそれで良かったのに、と思わなくもない。自分だって雷公鞭の持ち主としての矜持がある。主として満足させてやるくらいの威力は出せるつもりだ。
「ただ、私は君の力を過小評価していないんだ、申公豹」
「はい?」
だが、師から返ってきた言葉は意外なものだった。
「雷公鞭は勿論、君が好きだ。最大威力を出すとしたら、それは君の手の中にある時だろう。でもね、はたして私はその力に耐えられるのかな」
「……え。それは当然、耐えられるのでは? 傾世元禳もありますし」
老子がゆっくりと首を横に降る。少し眠そうだが至って真面目だ。
「もし君が最大威力で私と戦ったとして、私が全てを防ぎきれるとは限らない。更に同時に操るこの夢が、その威力に耐えられない可能性もある。そうなったら私が封神され、漏れた力で蓬莱島の何割かが失われるだろうね」
その答えに思わず絶句してしまった。確かに、この威力に耐えられるような夢を作り出せるのが前提ならば、同時に維持するのも当然のことだ。
「君は私の事を、自分より強いと思っているのかもしれないけれど。……言ったでしょう、既に君は力だけなら私よりずっと強い。君を過小評価していないと言ったのはそういう事だよ」
師にそう言われると悪い気はしない。が、例え本気で対峙したとしても師を傷つけるという概念がなかった。この人が血を流すところを見たことがない。いや、見たくないのだが。
「あの、その前に……私は貴方に本気なんて出せませんよ」
「でしょう。と、いうわけだよ。最適解が私がストレス発散に付き合うということ」
「あ」
確かに、本気が出せないなら、やはり雷公鞭のストレス解消にはならないのだ。それに気がついて思わず溜息をついた。
「しかし、面倒くさがりの貴方がよくもまあ」
「やって損はないことだし。声が聞こえてしまうのだから、私の役目なんだろうね」
老子は雷公鞭を撫でながらゆっくりと語る。
「声が聞こえるんですか? 宝貝の?」
「うん。この子は従順だから絶対に暴走しないという自負はあったけれど、それでもストレスは溜まるものだからね。助けてって言われた。傾世元禳にも、この子を助けてやってと乞われてしまったから」
持ち主の自分ですら、そんな気配は感じ取れなかった。宝貝の調子や気分くらいならわかるが、声までは聞こえない。
「流石、人外に近い我が師ならではですね。また私が負けた気分です」
夢を作り出す仙術もできなければ、宝貝の声も聞こえない。それができるからこそ、彼が真仙と呼ばれる所以でもあるのだが、この歳にして経験不足だと感じる日が来るとは思わなかった。
やはり、まだまだ師には遠く及ばない。
「そう? 君の力を理解しているから、と言ったつもりなんだけど。……さて、そろそろ現実へ帰ろうか」
「もう寝なくていいんですか?」
「流石に私も、焼け野原の夢はごめんだよ」
少しだけ、ふと師が笑った気がした。その表情に見とれていたら、景色が一斉に鮮やかな空色へと変わった。
私は貴方となら、どんな景色の世界でも全て美しく見えるのに――そのセリフを言う前に夢の世界は泡沫のように消えた。
目を覚ました時、師に手を握られていることに気がついて胸が跳ねた。細くて美しい指は、陽に晒されているはずなのに驚くほど白い。翠玉のような睫毛がふるふると振るえて、ゆっくりと開かれる。そこから覗く黄金の瞳に、申公豹は息を呑む。
近くで見る師は、やはり美しい。
「おはよう、申公豹」
「おはようございます。すごい夢でしたね」
「ふふ、だって特設のスペシャルステージだもの。はい、雷公鞭は君に返すね。これでこの子のストレスも暫くは大丈夫だろう」
雷公鞭を寝ながら受け取ると、優しく抱きしめる。でも知らず知らずのうちに助けを求めていたなんて、本当に知らなかった。少しだけ嫉妬してしまう。
「あの、私にもそういう事はしてくださらないんですか?」
寝転んで横になったままの太上老君は何度か瞬きを繰り返した後、意図を理解したのかゆっくりと口元に弧を描いた。
「君は、夢の中で私を好きなようにできたら幸せ? そうだったらしてあげるけど」
それでまた気がつく。嫉妬はするが、そんな事は望んでいないことに。
「……。いいえ、全く。そうですね。現実でなければ意味がありません。都合のいい夢の中で貴方に触れたとしても、それは本当に私の欲しいものではないでしょうから」
申公豹が本当に欲しい物は、夢の中にはない。
「私もね。夢の中で何度も君に会っているよ。何度も、何度も。数えきれないくらい」
太上老君はごろりと寝返りを打って天を見上げる。そこは何もない天井なのだが。
「ほう、それは嬉しいですね」
「けれどね、現実で会える方が一番嬉しい」
「っ!!! それは本当ですか!?!」
思わずがばりと起きて老子の顔色を伺ってしまった。既に黄金の瞳は閉じられていたけれど、じっと老子の顔を食い入るように見つめる。やはり、美しい。
「夢は所詮、夢だもの。更に隣に人と書いて『儚い』……ね? でもこの子たちが本気を出せる時は、そんな世界はなくなってしまった。だから少しだけ、ね」
夢の世界は必要なのだ。都合の良い、好き勝手にできる世界。
「そうですね。そんな自分で都合よくできるような退屈な世界、私は嫌だったんですけど、今回ばかりは少し修行不足を感じましたよ。ねえ老子、私もその力を使えるようになりたいです」
「おやおや、君まで寝ぼすけになるつもり?」
「違います。あくまで雷公鞭のためです」
老子にしかできないと聞いて、闘争本能に火がついた。そんな事もできないで、何が最強の道士か。……まぁ相手は最強の真仙なのだが。
拳を握りしめ、決意を新たにする申公豹を横目に、老子は一つ欠伸をすると、のんびりと答える。
「あと2~300年は大丈夫だよ」
「じゃぁ、その間に覚えられますね!」
時間がそれだけあるのだ。きっとものにして見せる。それに元々押しかけ弟子なのだから、これくらい今更だろう。
「君も頑固だね。また今度コツを教えてあげるよ。さあ、今日はもうお帰り。私は疲れたから眠る」
老子はやる気に満ちた申公豹からあえて視線を外すように傾世元禳で包まると、反対方向にごろりと向いてしまった。
「え!? まだ来てちょっと昼寝しただけなんですけど!? 貴方もさっきまで寝てたじゃないですか!!」
この期に及んでまだ寝ると言うのか。そう説得にかかるも、既に気怠げな老子には取り付く島もない。
「ここの時間と夢の世界の時間の流れは違うから、もう黒ちゃんを三日は待たせてると思うよ~」
「な、なんですって!!!」
「夢の中でぐだぐだ喋ってなかったら二日だったんだけど。帰ったほうが良いと思うな~」
まんまと乗せられている気がしないでもないが、確かに音信不通で三日放置はやばい。ああ見えて黒点虎との間からは対等に近いのだ。怒られる。
「致し方ありません。では今日はこれにて帰ります!」
「うん、それがいい。面白い土産話はできたでしょう」
「はい、それでは!」
急いで外套を羽織り、雷公鞭を腰に収め、帽子を被り外へ飛び出す。心は急いていたが、どこか心が軽いのは雷公鞭の調子が良いからだろうか。
「いつか、あなたの声を私にも聴かせてくださいね」
まだまだ修行しよう。まだ限界はここではないのだ。
そうしてまた、申公豹は新たな道を進みだした。
珍しく老子が面倒を見てくれる(けど申公豹相手ではないよw)という話でした。
申公豹は相変わらず師匠崇拝してるだけで、特に何もないという結果になってしまいました。
あれ、おっかしいな~……
一応あの……老子は老子なりにちゃんと弟子の強さを認めてるんだよと言いたかったり
申公豹が師に近づこうと決意したりとかあるんですが……っていつも通りですね。
元気封神の太上老君にハマって、そもそも三清ってナニ?という
封神の二次創作しているのにニワカな私は色々調べてたんですけど
あちらでは道教の神なんです……ね……?
堂々と神様やってるとか知りませんでした。
でも燭竜もそういう意味では神であるし
最後あたりに出てきてた共工も水の神であるし
同じくして祝融も神であるんですよね。
申公豹が実は雑魚っていうのは知ってたんですけどwww(こら)
まぁ、フジリュー封神演義なんで別物と考えてますけど
今後も老子についてはどんどん神格を上げて行こうと思います!
[1回]
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