登場人物:司馬懿 夏侯惇
CP傾向:惇×懿
制作時期:2005年
裏に置いてあったぬっるーいミニ駄文発掘。
でも一応エロ?なんで自己判断でお願いします。
※ この作品は古い作品なため文章が稚拙です。
本来なら削除したいのですがマイナーなので残してあります。
それでもいいよ!という方のみお読み下さい。
「…ッ……は…ぁ。」
息の詰まりそうなくらい、長い深いキスで、司馬懿の口内を侵すと、
切なげな吐息が零れる。
愛しい人の喘ぎ声は何よりも嬉しい。
なんといっても、己の与える刺激を感じてくれているのだから…。
しかし、この気丈で誇り高く自尊心の強い恋人はそうではなかった。
羞恥心が先走り、声を抑えようと抑えようと懸命に努力するのだ。
「声を殺すな。俺しか聞いておらんぞ…」
その意地の張り方すらもが愛しいと感じてしまうのだが、
やはり、少し悔しい。
身体を重ねる回数も、そろそろ片手の指で数えられる回数となる。
なのに…
「馬鹿めがっ馬鹿めが!」
いつものお決まりのセリフに、小さく首をふる仕草。
その動きに合わせて揺れる、普段人には見せない色素の薄い綺麗な長髪。
この恋人、進歩がないのだ。
いや、あるかもしれない…しかしまだ慣れぬのだ。
「その台詞、前回も言われたな。」
ぼそりと、揶揄るように耳元で囁くと、鎖骨に口付け、甘噛みする。
同時に、服の合わせ目から手を差し込み、撫で上げる。
拒否の行動を見せるものの、与える刺激には素直に反応を示してくる。
そう、それが小さな刺激であっても。
人には理性で抑えられない性欲があるのは当然なのだと分かっているが、
この恋人を少し苛めてみたくもなる。
「心も素直になれば良いものを…身体は、素直なのだがな。」
「煩い!」
髪を少し引っ張られた。
更にこの恋人、気丈な上に割と行動派なのだ。
端から見れば無愛想で常に機嫌が悪そうで、
戦場では自信過剰気味で高笑い。
冷徹かと思えば激情家でもあり。黒い気迫を持つし。
主である曹操とも仲良くなく、自軍でも浮いた存在。
はっきり言って評判は良くない方だろう。
しかし、夏候惇には分かっている。
意外な一面を、沢山自分には見せてくれているということを。
彼は、極度の照れ屋でもあるのだ。
そう考えると愛しくて愛しくて仕方がない。
夏候惇は小さく微笑を浮かべると、
司馬懿をもう一度、優しく寝台に押し倒した。
ミニSSです。超突発で適当なんです…
ごめんなさい、いいですかね、甘甘で!!
ちょ、これ恥ずかしいんですが…(小心者)
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